保健師として働くうえで必要なスキル

保健師になるには、国家試験に合格する必要がありますが、資格取得はあくまで仕事に就くための最低条件です。いくら資格を得ていても、求められる資質がなければ活躍していくことはできません。仕事をしていくうえで求められるスキルの一つが、コミュニケーション力です。看護師が病気や怪我の治療を主な役割とするのに対して、保健師は健康な毎日を送れるように指導することが仕事になります。健診センターや保健所、学業施設といったように幅広い職場が用意されていますが、どこで働くにしても人を相手にするという点に変わりはありません。

年齢や性別を問わず、誰に対しても同じ対応ができるコミュニケーション力を身に付けることが基本です。学校や企業専属のように1人で働ける職場もあれば、ほかのスタッフとチームとして業務に携わる職場もあります。女性の割合が多い医療系の仕事では、職場の人間関係が原因で離職する人も少なくありません。コミュニケーション力は業務として活用する以外にも、職場で上司や同僚達と良好な人間関係を築くときに役立つスキルです。

そのほか、保健師に求められるスキルにはマネージメント、リーダーシップといったものもあります。これらは保健指導で使うものではなく、管理職になるために必要なスキルです。1人で働ける職場だけを選ぶ、出世を望まず現状維持で良いと考える人は習得しなくても大きな問題はないでしょう。将来的な管理職へのステップアップを目指している人には、必須と言えます。